国際イニシアティブ
TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同
本資産運用会社の親会社であるみずほリアルティOne株式会社(MONE)において、2022年4月にTCFD提言への賛同を表明し、国内の賛同企業による組織である「TCFDコンソーシアム」に参加しています。
TCFDは、金融安定理事会(FSB)により、気候関連の情報開示及び金融機関の対応について検討を行う目的で設立された「気候関連財務情報開示タスクフォース」であり、企業等に対して気候変動関連リスク及び機会に関する開示を推奨する提言を公表しています。
また、TCFDコンソーシアムは、TCFD賛同企業や金融機関等が一体となって取組みを推進し、企業の効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断に繋げるための取組みについて議論する目的で設立された組織です。

責任投資原則(PRI)への署名
本資産運用会社の親会社であるMONEにおいて、PRI(責任投資原則)の基本的な考え方に賛同し、2022年4月に署名機関となりました。
PRIは、2006 年当時の国連事務総長が提唱した責任投資原則を実現させるための国際的な投資家のネットワークです。
原則では、環境(Environment)・社会(Society)・ガバナンス(Governance)の課題を投資の意思決定に取り込むことが提唱されており、これらの視点を投資の意思決定プロセスに組み込むことで、受益者の長期的な投資パフォーマンスを向上させ、受託者責任を更に果たすことを目指しています。

外部評価
■GRESBリアルエステイト評価への参加

GRESBは、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価及びそれを運営する組織の名称であり、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設されました。この評価は個々の不動産を対象としたものではなく、不動産会社やREITごとの環境配慮・サステナビリティへの取組みを評価しています。
本投資法人は、総合スコアのグローバル順位により5段階で評価されるGRESBレーティングで「4 Star」を取得しています。また、ESG推進のための方針や組織体制などを評価する「マネジメント・コンポーネント」と保有物件での環境パフォーマンスやテナントとの取組み等を評価する「パフォーマンス・コンポーネント」の双方において高い評価を受け、「Green Star」を取得しています。